美容院での会話について(新刊情報アリ)

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いやだからどこ見てるのって。

 

持崎湯葉です。

美容師さんと、会話が弾まないタイプなのです。僕って。

けして人見知りが激しいわけではないのですよ。

ただ「一生懸命やってくれてるのに、邪魔しちゃ悪いなー」って気持ちが強くて、結局雑誌を手に取っちゃうんです。

でもそんな僕が一番心弾むのが、新人美容師さんなのです。

なんかこう、ベテランの人よりも余裕なく施術しているので、話しかけないことへの正当性が強まるじゃないですか。

なので新人さんをあてがわれたときは、いつも心の中で大喜びなのです。

この前美容院行ったときも、たまたま新人さんが相手をしてくれたので、それはもう楽しい時間でしたよ。

 

「あっ、すみません。襟足切りすぎたかもしれません……」

「大丈夫っすよー」

「あっ、トップ切りすぎたかも……」

「大丈夫っすよー」

「あーこれ前髪切りすぎましたわー」

「大丈夫っすよー」

あれ、おかしいな。嵐の大野くんみたいなのをお願いしたはずだけど、オリラジのあっちゃんみたいなのが鏡に映ってるな。

「じゃあ次、すいていきますねー……あっぶな(小声)」

今明らかにすきバサミじゃない方でやろうとしましたよね? そのままだったらえらいことになってましたよね? ごっそりいってましたよね?

「ハサミの音って、なんか興奮するんですよね」

怖いんですけど。そのカミングアウト怖いんですけど。君美容師やって大丈夫?

「(シャンプー中)どこか痒いところ……あっ」

「あっ」てなに? こっち目隠しされてるからわからないけど、明らかになにかやらかしたときの声でしょ。

「……流しますねー」

なにがあったの? 結局なんの「あっ」だったの? そして痒いところはなかったことにされちゃうの?

 

結論:新人美容師さんも、別の意味でキツい。

 

 

さて。新刊情報です。

待ちに待った新刊です。だれよりも僕が待ち望んだ、新刊です。

7月、ダッシュエックス文庫様より新作を出させていただきます。

タイトルは『その10文字を、僕は忘れない』。

あらすじなど、詳細も近日公開しますので、よろしくお願いします。

ちなみにイラストは、はねことさんに担当してもらっています。

ちょこちょこ確認させてもらっているのですが、すげーいいですよ。ほんとに。

はやくみなさまにも見てもらいたいです。

 

それでは。

また来週です。

 

持崎湯葉