この著作って、なんかこんなイメージ〜講談社編〜

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持崎湯葉です。

昨日に引き続き、これまでの著書についての僕の印象をまとめようと思います。

改めて、きっかけを与えてくれた本の王国浜松西さまに感謝! 

さあみなさん、浜松へ向け合掌!!!

さて。今日は講談社から出版された2作品についてです。

少なからずネタバレのある記事になりますので、未読の方はお気をつけください。

 

二線級ラブストーリー

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講談社ラノベ文庫でのデビュー作です。

集英社とダブル受賞ということですが、実は先に受賞が決まったのは講談社の方だったりします。でもモノノケグラデーションの方が早く出版されました。

ややこしい……。

そんなわけで僕の中では二線級も同様に処女作だと思ってます。

この作品は先にまとめちゃいます。もう、この言葉に尽きるでしょう。

『変態』です。

キャラクターの性癖が、というだけではありません。いやまあ、変態なんですけどね。おまえらなんなんだよ……ってくらい変態ですけどね。

ストーリーもまた作品の中で変態している、つまり形を変えているイメージです。

序盤のほんわかしたラブコメが、ひとりの変態が変態したことでストーリーも変態し、その後さらにひとりの変態が変態したことでまたもストーリーが変態した、という印象ですね。

伝われ! この想い、ニュアンスで伝われ!

やはりキャラが変態するということはそれすなわちストーリーの変態にも繋がる、という当たり前といえば当たり前な現象が如実に現れた作品だと思います。

まさにキャラクターがストーリーを導き出した、ということではないでしょうか。

ちなみに本編には直接関わっていないですが、妹の芽衣ちゃんを書くのはけっこう楽しかったです。ラブラブなモノノケとはまた別のタイプでしたが、こういう友人キャラ的な妹ちゃんも好きです。

ぶっちゃけるとこの作品もシリーズとして考えていましたが、担当さんとの会議の末、打ち切りました。今でもハードディスクには、6割方書き上がっている2巻の原稿があったりします。

好評の声が多く届いていただけに、かなり悔しかったわけで。

運命が奇跡的に変態することを、今でも心から望んでおります。

 

彼方なる君の笑顔は鏡の向こう

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これはまた不思議な経緯で生まれた作品だと思います。

最初はシリーズとして構想してプロットを組んだのですが、ストーリーを考えていくうちに僕の中で「これ、1巻でぜんぶ終わりそうじゃね?」と思うようになり、担当さんにプロットを見せたところ、まったく同じことを思ったそうです。

というわけで、単巻として発表することになりました。

もうひとつ書き始める前にテーマとして考えていたのが、『ハーレム』ですね。

ハーレムものって実は書いたことなくてですね。

書いてみたら、これがまた楽しい。

そもそもかわいい女の子を描くのが楽しくてラノベを書いていた、みたいなところもあるので、ある意味で原点に立ち返ったような気分になりました。

いろいろなタイプの女の子を書きまして、それ自体は楽しいのですが、彼女らに平等の存在感を与えるのは難しかったです。

またキャラもみなさん別のベクトルに面倒くさくて。

どの作品にも言えることなんですが、僕は面倒くさい女の子がけっこう好きだったりするので。「こいつめんどくせっ!」って思いながら書いてます。

あとこれも地味に初体験なのですが、主人公の一人称が『僕』です。

つまりは主人公の性格やスタンスも、今までの作品とはちょっとちがうのです。

そういえば今まで主人公については、ほぼ触れてきませんでしたね。

番外編として、著書4作品のそれぞれの主人公への印象をまとめるとこんな感じです。

春一(モノノケ):いい奴

家ノ助(二線級):楽しい奴

蒼(10文字):かわいい奴

詩歌(彼方なる):ちゃんとしてる奴

いやほんとに、こんな感じなのです。疲れてきたからってテキトーに書いてるわけじゃないです。ほんとです。

あ、あとこの作品の大きな題材となっている『雲外鏡』という鏡の付喪神は、一番気に入っている妖怪だったりします。題材にできてうれしー!

というわけで、『彼方なる君の笑顔は鏡の向こう』はまとめると、こんな感じです。

「ちゃんとした奴の、面倒くさくて不思議なハーレム」

うん、まとまってない。

 

そんなこんなで著書を語るコーナーでした。

疲れたー、けど楽しかったー。

明日も更新します。雑記をぽつぽつと。あと質問にも答えます。

それでは。

また明日です。